投稿日

2023.08.21

更新日

2023.08.30

Facteye×XC-Gateで設備稼働日報を自動作成!

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現場帳票電子化システムXC-Gateは、使い慣れたExcelで帳票作成できる点を強みに、製造業をはじめとした多くのお客様にご利用いただいております。

さらに近年は帳票電子化に加えて設備データの見える化についてもご相談いただくことが増えており、今回はそのような現場の人・設備全体のデータ見える化を実現したい!という方に向けて、工作機械・各種設備データを収集できるシステムFacteyeとXC-Gateの連携をご紹介します!

Facteyeとは

Facteye(ファクティエ)は、各メーカーのCNC工作機械をはじめ、さまざまな設備の稼動実績データを簡単に収集できるシステムです。
(開発・販売元:株式会社シーイーシー)

工場に導入されている数多くの設備・機器からログやアラーム、制御信号などの稼動実績情報を自動取得してデータベース化します。

幅広いメーカーのCNC・PLC・各種センサーやロボットなどに対応しているため、複数メーカーの設備が混在する生産ラインであっても1つのシステムにデータを集約することが可能です。

設備稼動状況のリアルタイム監視を実現するとともに、QCD向上につながる下記のような実績データの分析を強力にサポートします。
・設備ごとの加工/停止時間やアラーム発生時の主軸負荷などを分析、問題を早期発見・迅速に復旧
・ひとつの製品ができあがるまでの加工条件や稼動負荷データを分析、効率的に保全できるよう予防保全の条件を見直し

Facteyeの活用例と導入効果

【活用例1】NCプログラムのムダ取りで性能稼働率を向上
NCのプログラムごとに経過時間、刃物とワークが接触した時間、切削アプローチの時間を把握することが可能です。これらのデータを用いて現在の加工方法が最適かどうかを分析、NCプログラムのムダ取りを実施すれば、タクトタイムの短縮・性能稼働率の向上につながります。

【活用例2】設備のチョコ停、ドカ停の要因を分析して停止ロス時間を削減
対象設備からアラーム番号やメッセージを自動収集・蓄積できます。また、設備が停止した際、時間を自動的に記録しておき、後から停止理由を手入力することも可能です。こうしたデータの収集は、停止ロス時間の削減に向けたチョコ停やドカ停の要因把握・分析を容易にします。

XC-Gateとの連携でできること

Facteyeで取得した稼働実績データやアラーム情報をcsvデータとして出力、XC-Gateへ連携し、帳票として表示することが可能です。
稼動データや、停止履歴(チョコ停・ドカ停)、アラーム情報、工具使用データや保全履歴をCNCから収集して、自動で帳票に反映。図のような設備日報を出力できます。

※上記は説明用の図版です。実際の出力帳票とは異なります。

Facteyeで取得できない情報は、XC-Gateの画面から帳票に直接入力して補います。

運用イメージ

従来、設備日報は、現場作業者が作業の終了時に、イレギュラーに起こった停止などの情報を紙に手書きで報告することが一般的です。しかし、このような運用は、作業時間が長引くという現場負担の問題があるうえ、抜け漏れや誤記が発生するなど、情報の信頼性にも懸念があります。

こうした運用に代え、Facteyeで収集したデータをXC-Gateで出力することで、設備日報を自動生成することが可能です。正確な情報の収集は、リスケジューリングや保全管理、翌日の作業者への引き継ぎにも役立ちます。

導入効果

・作業者が手書きで作成していた日報を自動化することで、日報作成時間と集計時間が削減され、業務効率化に貢献
・ペーパーレス化に繋がり紙の管理から解放
・手作業では難しかった細かいデータの集計が可能になり、誤記や抜け漏れを軽減
・蓄積したデータを、予防保全や生産計画の根拠として活用可能

Facteye/MotionBoard/XC-Gate合同ウェビナー開催!

今回ご紹介したFacteyeの開発・販売元の株式会社シーイーシー、BIツール「MotionBoard」の開発・販売元のウイングアーク1st株式会社との3社合同ウェビナーを開催いたします!本記事でご紹介したFacteyeとXC-Gateの連携はもちろん、各社ソリューションの活用事例も多数ご紹介いたしますので、ぜひご参加ください!

IoTデータの利活用で工場の整流化を実現-MES「データ収集・保全管理・製造指示」-
日時①:2023/9/7 (木) 14:00 – 15:00

※2つの日程のウェビナーは同じ内容です。都合がよい日程でご参加ください。

このような課題をお持ちの方におすすめ
・設備の稼働監視、実績管理をしたい(QDC向上)
・設備の異常をいち早くキャッチしたい(ダウンタイム削減)
・工具状態を可視化し、交換タイミングを把握したい(コスト削減)
・設備日報の作成を自動化したい(ペーパーレス化)

※本ウェビナーは株式会社シーイーシー主催、ウイングアーク1st株式会社、株式会社テクノツリー共催のウェビナーです。
本ウェビナーのお申込みはこちら

Facteyeについてのお問合せ先

https://vrr.cec-ltd.co.jp/product/facteye/

XC-Gateについてのお問合せ

株式会社テクノツリー

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この記事を書いた人

フクイ

フクイ

記事作成担当者

ウェビナー講師を担当している他、XC-Gateに関するイベント企画や各種コンテンツ制作に携わっています!

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