皆さんは現場帳票電子化システムXC-Gate(エクシーゲート)がどの用途で最も多く使われているかご存じですか?
XC-Gateは製造、検査ラインなどでも広く利用されているのですが、実は保全・点検業務にて最も多く使われています。今回は特に電気系統での点検業務に活躍するクランプメーターとXC-Gateの連携についてご紹介します!
目次
クランプメーターとは?
クランプメーターは、電線を挟み込むことによって電気回路を開かず安全に電流測定を行う事ができる計測器で、主に工場内での電気系統の保全業務などで使われています。
ワイヤレスアダプタ「Z3210」とXC-Gateとの連携
日置電機株式会社にて発売中のワイヤレスアダプタ Z3210 をクランプメーターやバッテリテスターなどに取り付けることで、計測した値をBluetooth経由でXC-Gateの帳票に直接入力することができます。従来の点検作業で行っていた、クランプメーターで電流を計測して目視で紙帳票に記入するという二度手間をなくし、作業時間の短縮や転記ミスの削減につなげることができます。
活用シーン
点検業務の中でも、クランプメーターのように専用の計測機器で値を測る場合には、必ず①機器で計測→②紙帳票に記入、という手順が必要になります。点検項目が少ない場合には負担になりづらいですが、工場を一日かけて巡回する場合は点検箇所も増えて紙帳票への転記作業が膨大になります。また、点検記録をデータ化するには紙帳票の内容をパソコンに打ち直す必要があり、さらに作業時間や確認コストがかかってしまいます。
Z3210ではクランプメーター→日報の手書き入力を丸ごと削減でき、入力や確認にかかる時間を大きくカットできます。電流の数値だけではなく、別項目にアンペア(A)やヘルツ(Hz)も入力でき、合わせて入力作業を短縮できます。
実際の作業イメージはぜひ以下の動画をご確認ください!
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