投稿日

2023.09.11

更新日

2023.09.11

【動画有り】塗装工程での外観検査記録の改善事例を動画でわかりやすく解説!

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これまで、現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate(エクシーゲート)」を用いて、お客様へご支援させていただいた実績とノウハウを活用し、製造業の業界別ソリューションマップを展開しております。

「自動車業界向けソリューションマップ」では、自動車製造における、受入、プレス、検査、塗装などの生産工程と保全や巡回などの点検業務、生産管理板やBIツールを用いた保全業務について、「XC-Gate」の活用事例をご紹介しています。

今回の記事では、その中の1つの「④塗装工程:手直し部位・履歴の見える化」活用事例動画について解説します。

全ての動画を見たい方は、ぜひ資料をダウンロードください。

▶▶▶ソリューションマップのダウンロードはこちら

記事の最後に、活用事例動画を載せていますのでぜひ最後までご覧ください!

外観検査に関するお困りごと

自動車製造工程の外観検査では、塗装された車のパーツに色むらや傷などの不良箇所がないかを確認し、不良箇所があれば前工程に補修依頼を行います。

外観検査を紙に書いて運用する場合、下記のようなお困りごとが発生してしまいます。

  • 検査結果の情報共有に時間がかかり、前工程に負荷がかかる
  • 不良箇所の伝達が不十分で補修担当者にすぐ伝わらず対応精度が落ちる
  • 不良製品の補修がどこまで対応されているか進捗を把握できない


このような外観検査記録に関するお困りごとを、「XC-Gate」を活用すれば解決することができます。

解決策

手直し部位をわかりやすく記録し、作業者間の共有をスムーズに

検査担当者が、タブレットから外観検査日報に検査結果を登録するとそのままデータ化されます。
入力内容は進捗管理表に反映され、検査結果をどこからでも閲覧できるようになります。前工程で不良製品の対応状況も入力することで、リアルタイムで作業進捗を確認できます。

管理者は事務所からでも作業進捗や不良箇所をパソコンから確認でき、対応が遅れているまたは対応がまだされていない製品をすぐに把握できるようになります。

不良箇所を色分けして一目でわかるように

サンプル帳票をもとに、「XC-Gate」ならではの外観検査日報の工夫ポイントをご紹介します。
外観検査日報の記録で「良/不良」 の判定結果は、タブレットでのボタン操作で入力します。「良」判定なら青色、「不良」判定なら赤色で表示し、補修対応を行う作業者にわかりやすい情報を残すことができます。このボタンの色はExcelで自由に設定することができます。

補修箇所をイラスト+写真でわかりやすく伝達

続いて、不良判定となった部位の詳細情報を中央部分で記録します。

該当箇所をプルダウンから選び、不良内容を入力します。入力すると、イラスト上で対象部位のナンバーが色付きで表示されるので、前工程の補修担当者にイラスト+番号で不良箇所を視覚的にわかりやすく、不良内容を的確に伝えることができます。

この部位と連動するナンバー表示は、「XC-Gate」のシェープタグという機能を使って、オートシェイプで設定しています。シェープタグは別記事で詳しく紹介しているので、興味のある方はこちらの記事もご覧ください!

図と入力項目を組み合わせてわかりやすい電子帳票を作成!

入力内容に応じてオートシェイプの表示・非表示を切り替えるXC-Gateのシェープタグの活用例と、Excel帳票での設定方法を紹介しているXC-Times記事です。

続きを読む

写真を添付し、前工程への補修指示をより明確に

イラスト・図面を用いたナンバー指示だけでは補修指示ができない場合、タブレットのカメラで不良箇所の写真を撮影して添付しておくことで、よりわかりやすい補修指示を行えます。

撮影した写真上に手書きでメモを残すことができます。

詳細の指示内容はテキスト文で、不良箇所は写真を添付してメモ書きを残しておくことで、前工程の担当者へ指摘内容を的確に伝えることができます。

検査および補修作業の進捗を一覧表示

検査表の電子化だけでなく、登録した検査結果、対応状況を参照する進捗管理表を作成しておくことで、「XC-Gate」を利用している作業者であれば誰でも状況をリアルタイムで確認できるため、対応漏れ防止に貢献します。

また、進捗管理表は、管理者が補修作業の進捗を把握するだけではなく、未対応、または遅れが生じている補修作業を赤く表示されているためいち早く察知することができます。

人員の追加や作業内容の調整などの的確な人員管理を行えるように、現場の判断材料としてサポートする役割を担います。

導入効果

  • 検査結果を前工程へ即時情報共有して補修作業の負荷を軽減
  • 図面+番号だけでなく写真もあわせて不良箇所を伝達して、情報共有をスムーズに
  • 検査の作業進捗をどこからでも確認して管理効率をアップ

その他の「XC-Gate」の導入効果として、検査記録の電子化により手書き作業が不要になるため、入力漏れの防止はもちろん、ボタン入力で各作業者の手書きによる書き方のクセ等がなくなり、検査記録としての精度の向上も期待できます。

ソリューション動画のご紹介

本記事でご紹介した、塗装工程の検査・補修作業の内容を3分程度の動画にまとめていますので、ぜひご覧ください!

他工程の動画は、「自動車業界向けソリューションマップ」からご覧いただけますので、ぜひダウンロードしてご覧ください。

▶▶▶ソリューションマップのダウンロードはこちら

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この記事を書いた人

ハラダ

ハラダ

記事作成担当者

2023年入社。「XC-Times」の記事を執筆しながら製品について学習中です。積極的に情報発信していきます。

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