弊社製品「XC-Gate」は皆様が使い慣れたExcelで帳票作成ができる、汎用性をアピールポイントとして
多くのお客様にご紹介・導入いただいております。
WEBセミナーなどで、XC-Gateの特長や便利機能をご紹介させていただいておりますが、
・どういった場面で活用できるのか?
・単純な帳票の電子化だけで終わらせたくないが、活用方法がいまいち思いつかない…
・電子化する上で、さらに便利な機能を使って業務効率化を図りたい
様々な業務に広く応用することができるからこそのお客様の課題・悩みがあるかと思います。
また、お客様にご提案いただく販売パートナー様も、お客様にどのように紹介すれば
XC-Gateの良さが伝わるのかを知りたいとご相談をいただくケースが増えてきております。
そこで、XC-Gateの開発メーカーとして、よりお客様に便利に・幅広く使っていただけるよう、
すでにXC-Gateを導入済の方、XC-Gateを提案したい方に活用のヒントをご提供いたします。
不定期で「XCシリーズ活用例」と題しまして、
便利な情報は皆様にお届けいたしますので、ご期待ください。
今回は、食品業界のお客様に向けた内容でご案内いたします。
目次
食品業界での電子化!集計から脱却し作業効率アップ!
導入前の課題
・作業者が記録した後に、記録抜けや問題がないかを提出前にすべてチェックしている
・食品業界は安全面から記録内容が厳格化されており、入力項目が多く集計業務も比例して増えてしまう
・原材料の入荷から製品の出荷まで、製造履歴に関連する帳票が紐づいておらず、詳細な履歴を追えていない
・食品安全規格、HACCP対応にするにあたり、記録量が増え、作業者の負荷が大きくなっている
導入後の解決方法
・記録抜けは電子帳票側で防止し、送信前の確認作業は最低限に済ませることで入力から送信までの時間を短縮
・自動で値が集計される帳票を別で用意しておくことで、値を入力さえすれば、自動集計され、
多くの集計業務が手間いらずに
・製品に関連する情報はすべてXC-Gate内でデータベース化され、キー情報を入力すれば、すぐに履歴を検索、表示
・HACCP関連の記録業務をXC-Gateにまとめて、作業の適正化と効率化を実現
食品業界の品質管理記録をXC-Gateで電子化するにあたり、単純な電子化だけではなく、
XC-Gateの様々な機能を活用いただくことで、お客様のさらなる業務効率化に貢献いたします。
こちらの記事では、食品業界の品質管理記録用途でのXC-Gate活用方法をご紹介いたします。
リアルタイムでの情報共有
製造状況の確認
製造状況、品質管理記録状況などを確認するためには、紙帳票での運用ですと現場に赴く必要があります。
事務所から工場棟への移動時間に加えて、食品工場の場合は異物混入のリスクを防止するために専用の作業着へ着替え・クリーンルームでのコロコロや洗浄、エアーシャワー、消毒といった作業が必要です。
入場前の作業には毎回15分ほどかかってしまい、工場への入退場を繰り返すたびに実際に状況を確認できるまでのタイムロスが発生しています。
XC-Gateであれば、現場で入力された情報はすべてサーバーで一元管理されるため、現場にわざわざ赴かなくても製造状況・品質管理の記録状況をリアルタイムで確認することができます。
現場で入力された情報を確認するだけではなく、
例えば、作業指示情報を現場に伝達するとなった場合、紙の帳票ですと現場まで各指示書を配布しにいかなければなりませんが、
XC-Gateであれば、作業指示データをCSVファイルで準備し、管理者側がインポートすることで、現場の作業者は作業指示情報をリアルタイムで確認することができる、といった運用も可能です。
温度などの計測結果を機器から取得
機器との連携機能を活用
製品の温度や検査データなど計測結果を作業者がタブレットへ手入力するのではなく、
タブレット端末・XC-Gateサーバと各計測機器を連携させることで、迅速かつ正確なデータを入力・登録することができます。
【計測機器連携】
計測器の値を目視して入力するのではなく、計測器から直接タブレットへ入力させることでミス防止・入力作業効率化に繋がります。
タブレット端末と計測機器とをBluetoothで接続し、計測結果がキーボード入力されるのと同じ扱いになりますため、XC-Gate側に特別な設定等は不要です。入力作業の効率化・正確性アップのため、利用されているお客様も多い連携方法となっております。
こちらの画像に使用している計測機器のBluetoothアダプタは、ディジ・テック社のものになります。
計測機器Bluetoothアダプタについては、下記の記事にて詳しくご紹介しておりますので、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ディジ・テック社 計測機器Bluetoothアダプタ「DKA-102」についての記事はこちらから
【PLC連携・他システム(データベース)連携】
設備を制御しているPLC(シーケンサと呼ぶものもあります)や、別システムのデータベースが持っている、温度や検査データといった食品製造に関連する情報を直接XC-Gateの帳票上に表示させることも可能です。
これらの機能については、XC-Gate.ENTのオプション機能を用います。
それぞれのオプション機能の紹介記事がございますので、参考にしていただければ幸いです。
【PLC連携オプション】
こちらから
【SQLタグオプション】
こちらから
現場主導で帳票電子化を推進
現場で記録する帳票をまとめて電子化
食品業界では、肉類や魚介類、小麦や米、加工品や飲料など、様々な業界によってHACCP対応で記録する帳票が異なります。
また、食品業界では共通の健康チェックや消毒記録、衛生管理表、設備点検記録、温度記録や細菌検査といったHACCP関連の帳票などの様々な記録業務がありますが、それらの帳票をXC-Gateでまとめて電子化することにより、XC-Gateを導入した後の費用対効果が拡大します。
帳票作成の負担軽減
現場で運用している各種帳票を電子化するには、一つ一つXC-Gate用の機能をExcelで設定していく必要がありますが、機能の設定からアップロードまでを『XC-Editor』を使って設定することで、時間短縮につながります。
簡単に作成ができるので、帳票作成の専任担当者を設けなくても、複数人で協力し、電子帳票を作成していくことができます。
【XC-Editorでの設定イメージ】
XC-Editorを活用することで、帳票作成方法を1から覚えなくても、
①機能を設定したいセルを選択(複数のセルを選択すると、同じ機能をまとめて設定することができます)
②設定したい機能(アイコン)をクリック
③右側のパネルで設定して「作成」ボタンを押す
だけの簡単操作のみでXC-Gateの電子帳票が作成できます。
帳票作成の専任担当者を設けなくてよいので、1人の作業者への負担を軽減しつつ、様々な帳票をスピーディーに電子化を推進することができます。
『XC-Editor』は無料でダウンロードしていただけます。また、XC-Gate.ENTを導入していなくても、トライアル等でもご利用いただけますので、ぜひお気軽にお申し込みください。
XC-Editorのダウンロードはこちら
XC-Editorの動作環境:
PC
– OS: Windows 8.1, 10
– Internet Explorer10,11、Google Chrome、Microsoft Edge
• Excel 2010,Excel 2013,2016(デスクトップ版)
• .NET Framework 4.5.2
今回は、食品業界での電子化における活用例をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
XC-Gateをすでにご利用中のお客様だけでなく、これから導入を考えているお客様の参考になればと存じます。
販売パートナーの皆様にもXC-Gateの利用イメージが伝わりましたら幸いでございます。
実際の電子帳票はこちらから!
原材料取扱い点検表
製造日報
製造機械清掃記録
冷凍・冷蔵庫温度記録
食品業界での活用だけではなく、定型フォームで行う【点検】【確認】【報告】などの作業がある業界でしたら、XC-Gateで効率化および業務改善を行うことが可能です。
幅広い用途でご利用いただけるXC-Gateを是非ご検討くださいませ。
今回のご紹介内容を簡単にまとめた、A4両面のチラシデータをご用意しております。
是非こちらもご覧くださいませ。
XCシリーズ活用例のチラシのダウンロードはこちらから!
まずは製品の概要を知りたい、デモを見てみたいという方は、
XC-Gateご紹介ウェビナーにご参加ください。
約1時間ほどで、XC-Gateのメリットから帳票の操作デモ、帳票作成のデモを実施しております。
オンライン(Zoom)での開催となりますため、インターネットのつながる場所であればご参加いただけます。
今回ご紹介した機能の詳細を知りたい、サンプルのExcel帳票が欲しいという方は、
XC-Gate eラーニングという無料のサービスをご提供しております。
pdfの資料や、Excelのサンプル帳票を多数ご用意しておりますので是非ご活用ください。
XC-Gate eラーニングってどんなサービス?申し込みから使い方まで の記事はこちら
XC-Gate eラーニングってどんなサービス?申し込みから使い方まで
「XC-Gate eラーニング」では、XC-Gateの製品説明や基本的な内容からクイズ・演習コースまで、幅広いコンテンツを取り揃えております。コンテンツは初級~上級までレベル分けをしておりますので、XC-Gateをまったく知らない方も、XC-Gateユーザーの方もご活用いただけます。
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