投稿日

2023.06.05

更新日

2023.08.30

製造現場の各工程で使える!電子帳票の活用事例7選

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弊社は2023年6月21日~23日「東京ビッグサイト」で開催される「日本ものづくりワールド」内「製造業DX展」に出展しました。
現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate(エクシーゲート)」はどのような活用方法があるのかをご紹介するため、受入(入荷)、加工・成形、組立、検査、出荷、保全、全体の見える化というように、製造工程の流れにそってXC-Gateを使った電子帳票活用事例の展示を行いました。
すべて今回の展示会用に新規で作成した内容となっておりますので、展示会場に来られなかった方にも知っていただけるよう、工程別活用例をご紹介します!

XC-Gateの各工程での活用事例

受入、加工、組立、検査、出荷、保全→工場全体の見える化をテーマにしています。

受入

ハンディターミナルの画面にフィットするようにXC-Gateでは画面を縦長+項目は少なめの構成で画面を作成しています。
ハンディターミナルにあるスキャンボタン・カメラを使って、受入品のバーコードを読み取りカメラで受入品を撮影して登録すると、集計画面では各受入記録の情報を一覧で確認するだけではなく、ボタンを押すことで撮影された写真も確認することができます。

加工・成形

PLCから稼働時間・停止時間をXC-Gateの電子帳票に自動で取得・表示します。停止理由は作業者が判断して記録していきます。
10分未満の停止であればチョコ停、10分以上の停止であればドカ停と判断して、集計画面ではチョコ停・ドカ停の起こった回数、月間の合計時間、停止理由で多いものを集計して表示、改善活動に役立てます。10分以内のチョコ停であっても、積み重ねていくと生産効率低下の大きな要因となりますためデータを活用することが重要です。

組立

組立チェックシートでは、ボタンをタップするとチェックシートの右側に表示されている図面上に赤枠で組立を行う箇所を図示されるので、慣れていない方でも組立作業をしやすいように工夫しています。
こちらの組立チェックシートは、作業者がわざわざ送信を押さなくても定期的に保存されるようになっており別画面ではどこまで組立作業が進んでいるかを確認できる、進捗確認モニターを用意しています。
遅れているライン・製造品があれば、サポート人員を増やすなどの指示ができるようになります。

検査

デジタルノギスを使って記録する検査業務の効率化事例として、計測機器用のBluetoothアダプタと電子帳票を入力するタブレットを接続しています。複雑な設定は一切不要で、機器連携を実現できます。
通常、デジタルノギスの値を作業者が見て入力する必要がありますがタブレット端末とBluetoothで接続することで、ボタンを押すだけで入力ができ、正確な数値をスピーディーに入力可能です。
XC-Gateは画面上にグラフを表示させることもできるので、検査結果を管理図などで表し、分析することも可能です。

出荷

RFIDリーダーを用いて、オーダー番号に登録されている複数の商品(RFIDタグ付き)が正しくピッキング・梱包されているかをまとめて読み取り、タブレットの電子帳票上で照合を行います。RFIDなので読み取り箇所を合わせる必要はなく、RFIDタグにかざすだけで読み取ることができるので作業効率が格段にアップします。
オーダー番号に登録されていない商品が含まれている場合は画面上にエラーで表示されるため、納品ミスを減らせます。

保全

信号灯から点灯情報を取得し、信号灯設備が停止した時間を取得して障害報告書を自動で作成します。
その後、担当者が状況を詳しく記入して、責任者へ承認依頼を出します。承認依頼はメールで通知されるので、責任者は帳票の内容を確認して原因・対応方法・今後の対策について確認・承認を1画面で完結することができるようになっています。

工場全体

ご紹介した6つの工程のデータを、1画面に集約した工場見える化ボードも作成することができます。

工程別で記録されている、複数の帳票のデータを自由に参照することができる+Excelで作成できることがXC-Gateのメリットの1つです。

展示会場では、ハンディターミナル、デジタルノギス、PLCと、パトライト(AirGRID

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この記事を書いた人

おおやま

おおやま

記事作成担当者

2016年入社。当メディアサイト「XC-Times」の創設から携わっている初期メンバー。わかりやすい記事の執筆を心掛けています。

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