日報・点検記録の電子化によって90%時短!
現場に出向いて確認・記入していた紙の日報・点検記録を電子化することが可能なXC-Gate。
三菱電機のシーケンサ「MELSEC」と連携することで、ヒトのデータと機器のデータを収集し、即時データ化することで作業の効率化に貢献します。
本記事では、弊社製品「XC-Gate.PLC」の活用例をご紹介いたします。
目次
e-F@ctoryとは?
IoT化によるビッグデータの活用でスマート工場を実現。三菱電機様内にて培ってきたFAの技術力と、FAとITをつなぐ連携技術を最大限に活用。
あらゆる機器や設備をIoTでつなぎ、データを分析・活用することで、ものづくり全体を最適化します。
三菱電機様にて様々なソリューションを展開されており、テクノツリーは、この「e-F@ctory Alliance」三菱FAパートナーとして加入させていただいております。
今回ご紹介させていただいている、三菱電機様の製品はこちらです。
◆シーケンサ MELSEC
MELSEC iQ-Rシリーズ
MELSEC-Qシリーズ
◆テクノツリー パートナーページ
パートナー詳細ページ
◆テクノツリーソリューションページ
ソリューション詳細ページ
XC-Gate.PLCとは?
XC-Gate.PLCは、PLC・シーケンサが持つ各種設備の情報とXC-Gate(紙を電子化するツール)の機能を連携させ、機械と人の情報を組み合わせることができる工場の見える化ツールです。
Excel帳票上から「PLC・シーケンサの任意の情報をタブレットやPCから自由に取得する」といったことも設定できるようになります。
今までは現場に出向いて確認していたデータも、事務所などの離れた場所から自由に表示することが可能となり、作業の効率化に貢献します。
◆XC-Gate.PLC 紹介ページ
XC-Gate.PLC紹介ページ
活用例のご紹介
お客様のお困りごと
生産設備の定期的な点検のため、都度機器の状況をチェックし、すべての点検項目を作業者が紙に記入しなければならない。
また、異常があった際には別の紙に報告書として記録した後、事務所に戻ってPC(Excel)に転記する必要があった。
現場で日報・報告書作成→事務所で日報・報告書転記→転記されたデータをExcelで集計
PCで打ち直すときに、ヒューマンエラーが発生することもあり、現場での入力のみで完結させたい
現場の状況を把握できるまでに時間がかかり、データを有効活用できていない
改善したこと
XC-Gate.PLCの導入により、日報・報告書を電子化。
人の手入力情報をタブレットから入力・即データ化できるだけでなく、シーケンサ内のエラー内容や稼働状況といった機器情報を取得することができるため、事務所のPCからも現場の状況を確認できるように。
また、紙からPCへの転記が不要になり、集計用の電子帳票を準備することでいつでもまとまったデータの確認が可能になった。
改善内容の中での大きなポイントが2つございます。
製品の特長・効果
①シーケンサとXC-Gate.PLCがプログラムレスで簡単接続!使い慣れたExcelで簡単に電子帳票作成!
XC-Gate.PLCはシーケンサからの情報の取得を、すべてExcelで設定することができます。
IPアドレスや接続する機種の指定、デバイスアドレスを決まった形式でExcelのセルに記述することで、データを取得できるようになります。
②ヒトと機器の情報を、現場や事務所など離れた場所でもリアルタイムで共有可能に!
XC-Gate.PLCは、XC-Gate.ENTという帳票電子化ソリューションに、PLC連携オプション機能がついたソリューションです。
そのため、作業者が記録する情報の電子化を前提に、機器の情報を収集することができます。それぞれ集めたデータは、XC-Gate.PLCのサーバー内のデータベースへ全て蓄積されていきます。
蓄積された情報を、サーバーにアクセスできる端末から閲覧することができ、情報共有をリアルタイムで行えるようになり、迅速な対応につながります。
XC-Gate.PLCを導入する上で、1番気になるのは導入したことにより、どれだけのメリットが得られるのか、費用対効果はいくらでるのか、という点かと思います。
今回の活用例では、下記のような効果が出ております。
費用対効果
費用:約234~270万円(システム構築費込)
構築期間:3か月
回収期間:10か月
※費用については、ハードウェアや設備の投資、構築費は含んでいません。
※構築期間は構築から稼働までの期間(帳票作成・設定等)です。
※回収期間の考え方 単価3,000円の作業の場合、ひと月あたり(出勤日を20日と想定)の転記業務、集計業務作業時間は
4.5H×3,000円×20日=270,000円となり、XC-Gate.PLCを導入後は削減可能なため、投資期間は270万円÷27万円=10か月になります。
本活用例でご紹介したXC-Gate.PLCとMELSECとの連携について、構築方法をご案内いたします。
構成図
シーケンサ(QシリーズおよびiQ-Rシリーズ)とXC-Gate.PLCをEthernet(有線LAN)で接続し、直接シーケンサの値を取得します。
サーバとPC・タブレットなどのクライアント端末でシーケンサの値を参照及び人の手入力情報などを追加して、現場データを蓄積していきます。
※テクノツリーの構築範囲は①の枠内までとなり、電子帳票システム及びMELSECとの連携機能(PLC連携オプション)をご提供いたします。シーケンサ側の設定や構築、XC-Gateサーバ、利用するタブレットといったハードウェアやネットワークはお客様側にてご準備ください。
XC-Gate.PLCは、様々なメーカーのPLC(シーケンサ)と接続検証を行ってまいりましたが、
MELSEC はXC-Gate.PLC 接続数No.1のシーケンサです!
・シーケンサとの連携について詳しく聞きたい
・現在使っている機種がXC-Gate.PLCに対応しているのか?
など、ご不明点がありましたらぜひ下記リンクよりお気軽にお問合せください!
Xc-Gate.PLCの紹介動画もございますので、ぜひご覧ください。
こちらの紹介内容をA4にまとめたチラシデータもダウンロードしていただけます。お客様へのご紹介・社内での展開に際し、ご活用いただけますと幸いです。
eF@ctory事例活用紹介チラシ_テクノツリー.pdf
製品に関するご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
コメントを残す