弊社製品「XCシリーズ」は皆様が使い慣れたExcelで帳票作成ができる、汎用性をアピールポイントとして
さらに安価なサブスクリプションサービスとして多くのお客様に導入いただいております。
WEBセミナーなどで、特長や便利機能をご紹介させていただいておりますが、
・どういった場面で活用できるのか?
・単純な帳票の電子化だけで終わらせたくないが、活用方法がいまいち思いつかない…
・電子化する上で、さらに便利な機能を使って業務効率化を図りたい
様々な業務に広く応用することができるからこそのお客様の課題・悩みがあるかと思います。
また、お客様にご提案いただく販売パートナー様も、お客様にどのように紹介すれば
XCシリーズの良さが伝わるのかを知りたいとご相談をいただくケースが増えてきております。
そこで、XCシリーズの開発メーカーとして、よりお客様に便利に・幅広く使っていただけるよう、
すでにXCシリーズ済の方、XCシリーズを提案したい方に活用のヒントをご提供いたします。
不定期で「XCシリーズ活用例」と題しまして、
便利な情報は皆様にお届けいたしますので、ご期待ください。
今回は、製造業・物流業・食品業のお客様に向けた内容でご案内いたします。
目次
ハンディターミナル連携 バーコード・QRコード・OCRで照合作業を効率化かつ正確に!
導入前の課題
・紙に記録した後、Excelやシステムに打ち直す作業が必要
・各場所で記録された情報が共有されていない
・人が判断・記入するため、見間違い・記入間違いなどヒューマンエラーが発生
・ハンディターミナル導入後、業者が作成した画面だと後からメンテナンスがしづらい、
変更に都度費用がかかってしまう
・システムを作りこんでしまうと別のシステムとのデータ連携が困難だったりと、柔軟性に欠ける
導入後の解決方法
・ハンディターミナルからデータを送信すると離れた場所でもすぐに入力結果を共有できます。
・ハンディターミナルを活用し、入出庫等の確認作業を早く・正確に照合することができるようになります。
・入力画面をお客様自身で、使い慣れたExcelだけで作成できます。
画面の追加や項目の追加等、柔軟に対応いただけます。
・XC-GateはWEBブラウザで操作するため縦スクロールが可能です。
入力内容が多くても1画面にまとめることができます。
・別システムとの連携が容易(CSVデータで連携)になります。
入出庫作業の記録をXC-Gateで電子化するにあたり、単純な電子化だけではなくXC-Gateの様々な機能を活用いただくことで、お客様のさらなる業務効率化に貢献いたします。
こちらの記事では、ハンディターミナルとの連携に関連する活用方法をご紹介いたします。
照合作業で誤りを未然に防止
XC-Gateをハンディターミナルで利用する1番のメリットは、
「バーコード」「QRコード」といった、製造業・物流業・食品業のお客様の業務の中で当たり前に使われているコード情報を、素早く正確に読み取り、XC-Gateに入力することができる点です。
タブレット端末を利用する場合は、QRコードの場合はタブレットのカメラを用いて読み取ることはできますが、バーコードの場合はタブレット端末とは別に読み取り用の機器を用意し、Bluetooth等で接続する必要がありました。
ハンディターミナルであれば、端末は1つだけで作業が完結します。
しかも、片手で操作ができるように設計されているため、作業の邪魔をすることなく入力を進めることができます。
XCシリーズとハンディターミナルの連携での用途は大きく2つに分かれます。
・実績収集
・照合作業
今回は照合作業のイメージで、活用例をご紹介しております。
■照合はExcel関数で
あらかじめXC-GateにCSVデータで作業者への指示内容をインポートしておくと、帳票の構成にもよりますが画面左側には指示内容、右側には入力欄を表示させることができます。
作業者はハンディターミナルでXC-Gateを開き、指示内容がインポートされた入庫チェック表を開きます。作業者は実際の製品情報を目視で指示内容と比較・照合するのではなく、読み取ったバーコード・QRコード情報とを照合することで正確かつ効率的に作業ができます。
XC-Gateの画面上で照合する方法は、上の画像にも書かれている通りExcelの関数を用いて設定します。使い慣れた関数だけで照合機能の設定が可能となり、IF関数や別の関数を組み合わせたりと、照合に関する条件指定も柔軟に対応できるようになっております。
OCRでテキストデータも読み取り
■OCR機能
特に食品関連のお客様からのご要望が多かった、テキストデータの読み取り(OCR)機能もハンディターミナルであれば利用可能です。
※OCR読み取り機能はハンディターミナル側のオプション機能になります。
タブレットのカメラでは読み取れない賞味期限やコード情報などのテキストデータもハンディターミナルを使用すれば、XC-Gateの帳票上に取り込むことができます。
手入力、もしくは写真で残すことが多かった賞味期限やコード情報も、読み取ることでデータとして保存ができるため、後から検索したり分析時に活用したりと、データ活用の幅が広がります。
画面はExcelでカンタンに作成
■XC-Gateの画面作成
ハンディターミナルの操作画面はこれまで、専用のプログラムを使って画面やシステムを構築する必要があったかと思います。これが、今回XC-Gateをハンディターミナルでご利用いただけるようにした理由の1つでもあります。
XC-Gateを利用することで、ExcelファイルをWeb画面に変換する仕組みを使用することにより、画面作成をExcelのみで行えます。入力画面のメンテナンスや項目の追加・画面の追加などを、実際に作業を行う現場の方々でも行うことができるため、運用に沿った画面を構築していくことができるようになります。
■様々な画面表現
Excelでの作成レイアウトによって、様々な画面表現が可能です。
1画面だけで複数ページを用意し、ページ移動しながら入力する方式(1番最初のシートに、メニュー画面を作成するイメージです)や縦長の画面をスクロールしながら入力する方式で画面を作成することも可能です。
■データ集計
XC-Gateは画面作成をExcelで行えるため入力後もExcelデータとして保存されている、と思われがちですが、日々XC-Gateで記録している情報はすべてデータベース化されております。
データベース化されているため、後からハンディターミナルの画面で過去データを参照することができます。
下図のような集計表や前回値をまとめて表示するといった使い方も可能です。
今回のハンディターミナル連携では、利用できる機種はカシオ計算機様、キーエンス様のAndroid OSのハンディターミナル4機種に限られております。
XC-Gateをご利用いただく際は、下記のハンディターミナルをご準備いただきますようお願いいたします。
検証済みメーカー/機種
※端末に関するお問い合わせは、弊社ではお受けできませんので各メーカー様・お取り扱い代理店様へご連絡いただきますようお願いいたします。
ハンディターミナルとの連携における活用例をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
XCシリーズをすでにご利用中のお客様、これから導入を考えているお客様の参考になればと存じます。
販売パートナー様にも、XCシリーズの利用イメージが伝わりましたら幸いです。
実際の電子帳票はこちらから!
今回のご紹介内容を簡単にまとめた、A4両面のチラシデータをご用意しております。
是非こちらもご覧くださいませ。
XCシリーズ活用例のチラシのダウンロードはこちらから!
まずは製品の概要を知りたい、デモを見てみたいという方は、
XC-Gateご紹介ウェビナーにご参加ください。
約1時間ほどで、XC-Gateのメリットから帳票の操作デモ、帳票作成のデモを実施しております。
オンライン(Zoom)での開催となりますため、インターネットのつながる場所であればご参加いただけます。
今回ご紹介した機能の詳細を知りたい、サンプルのExcel帳票が欲しいという方は、
XC-Gate eラーニングという無料のサービスをご提供しております。
pdfの資料や、Excelのサンプル帳票を多数ご用意しておりますので是非ご活用ください。
【XC-Gate eラーニングのサービス内容に関する記事はこちらから】
XC-Gate eラーニングってどんなサービス?申し込みから使い方まで の記事はこちら
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