Excel帳票を入力しやすいWEB画面に変換・入力された情報をデータベース化する、
電子化帳票システムの決定版「XC-Gate.ENT」Ver1.5.1をリリースいたします。
目次
◆Ver1.5.1 新機能
1)Excel for Microsoft 365の対応
2)機能タグの追加
3)ループタグの追加
4)タグ順序指定プロパティの追加
5)サインタグのデフォルト選択色変更
各機能のご紹介
1)Excel for Microsoft 365の対応
XC-Gate.ENT Ver 1.5.1より、Excel for Microsoft 365を用いて帳票作成が可能となりました。
XC-Editorもインストール可能です。
最新のXC-Gate.ENT 動作環境については、下記リンクよりご確認ください。
XC-Gate.ENTのサーバー・動作環境はこちらから
2)機能タグの追加
これまで、帳票入力画面上部(ヘッダー)にある[登録][移動]のボタンは帳票の任意の場所に設置することができておりましたが、

この度新しいタグ*機能タグを使うことで、[戻る][ログアウト][複製]などのヘッダーにある機能を帳票上に設置することができるようになりました。
戻るボタンやログアウトボタンを帳票を開いた時から非表示にする機能はこれまでもありましたが、今回追加された機能タグとExcelのIF関数を組み合わせることで、条件に応じて戻るボタン・ログアウトボタンを押せなくするような制御も可能となりました。
また、機能タグの[登録]機能については、これまで多くのお客様にご要望いただいておりました
入力データ(実績)の自動送信機能を機能タグを使用することで実現できます。

現在使用されている、XC-Gate帳票の中に機能タグの[登録]機能+実行プロパティを追加することで、入力したデータ(実績)の送信し忘れや送信遅れを防ぐ運用が可能となります。
上記画像内に例として記載されてる機能タグでは、一定期間で登録を実行させるようにしております。
この場合はループタグというこちらもVer 1.5.1で追加された新しいタグを組み合わせて設定します。ループタグについては次の項で詳しくご説明いたします。
3)ループタグの追加
指定した間隔でカウントし、処理のタイミングを表示する「ループタグ」を追加しました。
こちらは単体で利用するというよりは、他のタグと組み合わせて利用することで、活用の幅が広がる機能です。
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※ループタグのXC-Gate画面上での動作イメージです
ループタグでは、数値と文字の値の切り替えが可能です。切り替えタイミングもミリ秒で指定することができます。
先ほどご紹介した内容ではループタグを入力したデータ(実績)の自動送信機能のために設定しておりましたが、上記画像のとおりXC-Gateに蓄積したデータを画面上に参照できる*データタグと組み合わせて使用することも可能です。
データタグで参照する条件を切り替えることができるので集計画面の値を一定間隔で入れ替えることができます。
例えば、工場の製造日報や点検データを1画面に集約した集計画面を作成し、条件を「機械A、機械B、機械C」としていた場合、ループタグで「機械A、機械B、機械C」の表示を10秒ごとに切り替えると、集計結果も「機械Aの関連データ」「機械Bの関連データ」「機械Cの関連データ」と、同じ画面内で10秒ごとに値だけが入れ替わります。
ループタグを使って、これまで以上にXC-Gateで蓄積したデータの活用が可能となります。
4)タグ順序指定プロパティの追加
XC-Gateの帳票画面上でTabキーを押すと次の項目にフォーカス(カーソル)の移動をすることができましたが、今回追加されましたタグ順序指定プロパティを使用することで、文字入力・数値入力欄へ任意の場所に移動することができるようになりました。
デジタルノギスや電子秤など、XC-Gateと計測機器との連携時に計測結果を連続で入力するケースもあるかと思いますが、そういった場面でも活用いただける機能です。
5)サインタグのデフォルト選択色変更
サインタグでは、お客様のサインなどをいただく報告書などの用途でお使いいただくことが多いため、手書きのペンの色をデフォルトで黒を選択するように仕様を変更いたしました。
写真タグでは、これまで通り手書きの箇所がわかりやすいように手書きのペンの色はデフォルトで赤を選択するようになっています。

これからもお客様のニーズに対応する「XC-Gate.ENT」を開発・ご提供してまいります。
ご不明点・ご意見等ありましたら下記リンクよりお気軽にお問合せください!
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