2024年12月26日に現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate.V3(エクシーゲートブイスリー)」Ver1.9.0をリリースいたしました。本記事でご紹介する機能は、オンプレミス版・クラウド版共通の機能となっておりますが、クラウド版のリリース日は2025年1月22日です。また、多言語対応オプションはクラウド版には実装されませんのでご留意ください。
Ver1.9.0の主な新機能・変更点をご紹介いたします。
目次
iOS /iPadOS 18対応
XC-Gate.V3でiOS /iPadOS 18の端末で利用できるようになりました。詳細な動作環境はこちらのページを参照ください。
音声によるテキスト自由入力機能の追加
文字入力機能(*入力タグ)に、音声によるテキスト自由入力機能が追加されました。Excelで、通常の文字入力機能を設定する際にカタカナで”マイク”と追加するだけで設定ができます。製品内では「マイクプロパティ」と表記しております。
XC-GateでWEB帳票に変換した後は、入力箇所の右側にマイクアイコンが表示されます。アイコンを押下すると音声認識が開始し、音声認識中(青い画面の状態)で発話することで、その発話内容がテキストで入力されます。
備考欄の入力や次の担当者へ情報を伝えるための申し送りなど、現場でキーボードを使って文章を入力する負担を軽減しつつ、より詳細な現場の状況報告等が行えるようになります。音声入力だけではなく、通常のキーボードを用いて読点や句読点といった記号を追加して編集することも可能です。
実際の音声によるテキスト自由入力機能の紹介をデモ動画にてご紹介しております。
以下のYouTubeをご覧ください。
利用条件はOSおよび端末により一部異なりますので、詳細は取扱説明書を参照ください。
※この機能を利用する場合、音声データがクラウドサービスに送信されます。音声データの取り扱いについては、ブラウザごとのプライバシーポリシーに従います。
Chrome:Google のプライバシーポリシー
Edge:Microsoftのプライバシーポリシー
Safari:Appleのプライバシーポリシー上記を確認し、同意した上でご利用ください。
Excel関数の追加
XC-Gateのユーザー様から、正規分布や標準偏差を求めてデータ分析などで利用したい、とご要望いただいており、この度NORMDIST,NORM.DIST,STDEV,STDEV.S関数をXC-Gateの帳票上で利用できるようになりました。
標準偏差
・STDEV
・STDEV.S
正規分布
・NORMDIST
・NORM.DIST
XC-Gateでは、入力用の帳票だけではなく、蓄積したデータを集計できる帳票も作成することができます。XC-Gateの集計帳票などに組み込むことで、データの傾向やばらつき具合の把握などに活用できます。
多言語対応オプションの追加【オンプレミス版のみ】
多言語対応オプションが追加されました。こちらはXC-Gateの画面に表示される言語を日本語と英語で切り替えられるようになる機能です。言語を「English」に設定してログインすると、各種ボタンや説明文など、すべて英語で表示されるようになります。ただし、帳票はExcelで作成したままの言語で表示されますので、利用者に適した言語でExcel帳票を作成し、アップロードしてください。
本機能は有償オプションです。また、機能はXC-Gate.V3 Ver 1.7.0でのご提供となります。(2024年12月26日リリース時点)
金額および対応バージョンの詳細はお問い合わせください。
ミドルウェアのバージョン更新
ミドルウェアを以下の通り更新しました。
詳細な動作環境はこちらのページを参照ください。
Apache Tomcat 9.0.97
まとめ
これからもお客様のニーズに対応する「XC-Gate.V3」を開発・ご提供してまいります。
ご不明点・ご意見等ありましたら下記リンクよりお気軽にお問い合わせください!
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