投稿日

2022.04.07

更新日

2023.08.08

次世代作業トレーサビリティシステム「TRASAS(トレサス)」連携のご紹介

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帳票電子化システム「XC-Gate」と
KTCの次世代作業トレーサビリティシステム「TRASAS」が連携
~工具の値を直接電子帳票へ、記録ミス撤廃+効率化~

弊社帳票電子化ソリューション「XC-Gate」と、京都機械工具株式会社(以下KTC)が製造・販売する次世代作業トレーサビリティシステム「TRASAS(トレサス)」が2021年7月27日から連携可能となりました。

京都機械工具株式会社:https://ktc.jp/
「TRASAS」製品サイト:https://ktc.jp/trasas/info/index.html

連携に至った経緯

「XC-Gate」は、主にタブレット端末を用いて電子帳票へ入力・データ化できるペーパーレスツールです。
電子帳票・入力画面は皆様が使い慣れたMicrosoft Excelだけで作成することができる点が1番大きなメリットとなっております。
「XC-Gate」を利用することで紙への手書き作業・PCへの手入力作業が不要になるため、現場の記録に係る作業時間を大幅に削減し、業務効率化を実現します。

「XC-Gate」は製造業やメンテナンス業の検査業務でも利用されています。その中で、工具を用いて計測した値を電子帳票上に人が手入力するのではなく、KTCの提供する「TRASAS」と連携を行い工具の計測データの自動取得ができるようになりました。
「TRASAS」シリーズを使用することで、計測した作業履歴(データ)を「記録・管理・分析」し、製品の使用者や現場作業者の安全、作業品質、顧客満足度の向上を実現します。
「XC-Gate」では、「TRASAS」で取得した計測データだけではなく、その他の検査情報に関するデータ、写真貼付等の記録を1つのデータとして管理することが可能です。
今回の連携で、「TRASAS」が計測値の入力を正確かつ効率的に行い、「XC-Gate」で計測値に関連情報もあわせて記録することで、双方のメリットを生かした連携によりデータを収集する場面においてお客様に貢献いたします。

IoT、DXの言葉が製造現場に浸透してきた現在、「TRASAS」と連携することにより、現場の業務に合ったソリューションをご提供できると考え、連携に至りました。

XC-Gate(エクシーゲート)とは

「報告書」「点検表」「チェックシート」「日報」など、紙を使った定型フォームの紙帳票はどんな現場にも溢れています。
XC-Gateは様々な紙帳票をお客様自身で使い慣れたExcelを使って入力しやすい電子帳票を作成することができます。
現場帳票を電子化=ペーパーレス化することにより、紙帳票では活用がしづらかった製造現場の貴重なデータを蓄積して活用することができるWEBシステムです。

システム名称 :XC-Gate.ENT(エクシーゲートエンタープライズ)
製品サイトURL:https://product.technotree.com/xc-gate-ent/

「XC-Gate」と「TRASAS」連携の特長

1.入力画面はExcelだけで作成

使い慣れたExcelだけで、入力しやすい電子帳票を作成することができます。普段利用している紙帳票のイメージを変えないまま電子化できます。写真を貼り付けて、計測場所をメモで残すことも可能です

2.計測値を直接電子帳票へ

Bluetoothでタブレット端末と接続し、入力を行います。
Windows ソフト「TRASAS admin Pro」を端末にインストールしておけば、トルクの正確値をXC-Gateの帳票上に取り込むことができ、記録に起因する人為的ミスや工数を削減、信頼性と生産性の向上を実現します。

3.データ活用

計測データと人が記録したデータを一元管理して、入力された結果を時系列で集計したり、入力された項目でしきい値から逸脱していた情報を抽出・履歴を追ったりと、データを幅広く活用することができるようになります。

活用例

1.ボルトやナットの締結不良発生率の大幅削減
トルクレンチの締め付けデータを記録、作業時に規定値を超えている、もしくは漏れがあった場合には音・画面表示で警告を発して作業者に通知することで、一度の作業で計測の確実性・信頼性を確保できます。

2.ダブルチェックの撤廃
計測後、作業者と責任者の2人体制でチェックを行い、製品の品質担保を行っていたが、システム上で記録と規定値判定が正確に行えるようになるため正確かつ作業者のみで完結し人件費削減につなげられます。

3.作業者の経験ではなく正確な記録を残し、作業トレーサビリティの強化
各工程の作業指示内容をタブレットの画面上に表示して明確化することにより、どの作業者が行ったとしても、安定して計測・記録を行えるようになり、作業品質が大幅に向上します。

まとめ

XC-Gateに保存された記録情報から、各工程のトレーサビリティを一括管理

連携デモ動画

京都機械工具株式会社様による、堅牢タブレット「ZEROSHOCKタブレット」・帳票電子化ソリューション「XC-Gate」・IoT工具「TRASAS」の連携デモ動画です。

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記事へのコメント

大久保歯車(株)

2024年02月29日 09:55 AM

こんにちは
torquleとxc-gateを連携させようとしてうまくいきません。
当方が使っているアプリは、trasas adminで、proが付いていませんが、関係ありますか?また、xc-gateの数式も何かあれば、教えてください。よろしくお願いします。

    オオヤマ |テクノツリー

    2024年02月29日 17:44 PM

    こんにちは!記事へのコメント、誠にありがとうございます。
    XC-Gate側は、トルクからの値がキーボード入力と同じ扱いで転送されてきますので、
    *数値 名前:○○をExcel帳票に記載しておくだけで、特定の数式などは不要です。

    TRASASのアプリに関しまして、開発元の京都機械工具様に確認いたしました。
    XC-Gateとの連携機能をご利用いただくには、
    キーボード入力するには、TRASAS Admin PRO(トレサスアドミンプロ)という有償アプリと、有償オプションのAO(アクティブアウトプット)をご購入いただく必要がございます。
    御見積りや、webでの実機デモも可能ですのでお気軽にご相談ください。

    とのことです。
    京都機械工具様の紹介が必要でしたら、弊社よりお伝えしますのでコメントにて希望する旨ご連絡いただければと存じます。

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