今回の記事では、Excelで自由に電子帳票を作成できる「XC-Gate(エクシーゲート)」の帳票作成豆知識として、「電子帳票の多言語表示」についてご紹介します。
「電子帳票上で、外国語表記ができるのか?」
「外国人労働者が多いので、日本語と他言語を併記したい」
「英語だけでなく、ベトナム語などの言語を帳票に表示させたい」
「海外工場でも使いたい」
といった、
外国語対応に関するお問い合わせを多くいただいております。
そこで、グローバル化が進む現場において弊社XC-Gateの活用方法をご案内いたします。
目次
外国語対応について
XC-Gate.ENTのオンプレミス版には多言語対応オプションがあり、日本語・英語表記が可能です。
こちらのオプション機能を利用すると、ボタンや日付などの表記などが英語に切り替わります。
XC-Gate.V3については日本語のみの対応となっております。
ですが、電子帳票を日本語以外の多言語で表示することが可能です。
多言語表示電子帳票の作成はとてもシンプルで、複雑な設定は一切不要です。
電子帳票の多言語表示について
Excelで電子帳票を作成するため、英語など日本語以外で表記されたExcel帳票フォーマットを用意します。
Exce帳票フォーマットの中で、入力を行いたいセルに、*(アスタリスク)から始まるXC-Gateの入力機能(命令文・タグ)を設定して、アップロードするだけです。
このように特別な手順は必要なく、通常通りXC-Gateの電子帳票を作成していただくだけで、日本語以外の言語に対応した電子帳票を作成することが可能となっております。
帳票作成をサポートするExcelのアドインツール「XC-Editor(エクシーエディター)」は日本語のみの対応となりますが、もちろんXC-Editorを使って多言語表示の電子帳票を作成することも可能です。
Excel帳票フォーマットに、入力機能を設定して、アップロードしていただくと下の図のような帳票が完成します。
英語・日本語のページをそれぞれ用意し、ボタン1つで表示切り替えできるようになっています。
単純にExcelの言語を表示させているだけですので、XC-Gateでは帳票に入っている文字がそのまま変換されます。
そのため、英語だけでなく、中国語・タイ語・ベトナム語などほかの言語でも帳票レイアウトを表示できます。
※日本語・英語以外の言語で入力を行う場合、データ保存、データ出力時に文字化けが発生する可能性がございますのでご留意ください。
XC-GateはExcelの機能をそのまま使えるところが多く、Excelでの設定方法次第で様々な工夫を凝らした帳票を作る事ができる、自由度の高さが魅力なソリューションです。
外国人作業者のいらっしゃる現場や海外工場などへの展開を検討されていましたら、多言語表示の電子帳票作成にぜひトライしてみてください。
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