新しい帳票電子化クラウドサービスXC-Gate.V3では、弊社の帳票電子化ソリューション「XCシリーズ」をお使いいただいているお客様からのご要望やフィードバックをもとに、より便利にお使いいただくための新機能を実装しています。
今回はその中の一つとして、実績CSVの自動出力機能に追加された「自動一括出力」機能をご紹介します。従来のXCシリーズでも他システムとの連携で幅広く使われていた機能が、どのようにパワーアップしたかをぜひご覧ください。
目次
「実績」とは
XCシリーズにおける実績とは、電子帳票上で記録されたデータのことです。XCシリーズでは日々の作業記録を実績としてデータベースに保存することで、記録のデータ化、見える化を実現します。
実績についての詳しい説明はこちら
実績CSVの自動一括出力機能とは
XCシリーズでの実績CSVの自動出力機能は、その名の通りXC-Gateで実績が登録されたときに実績のCSVファイルを自動で出力する機能です。オンプレミス版のXC-Gate.ENTでは、実績のCSVファイルをXC-Gateサーバー内の指定フォルダに出力することができます。
一方XC-Gate.V3でも同様に実績のCSVファイルを出力することができるのに加え、XC-Gate.V3では新たに実績を出力するタイミングを指定し、まとめて出力できるようになりました。
※XC-Gate.V3では、実績ファイルをお使いのPCの指定フォルダへ取得する際にSFTP通信を使用しており、本機能のご利用にはクライアント端末側にFTP接続アプリのインストールが必要です。
従来の自動出力機能
XC-Gateに実装されている実績の自動出力機能では、現場で入力された実績がXC-Gateのサーバーに登録されたタイミングで、予め指定したフォルダに実績をCSVまたはExcel形式で1件出力できます。Excelで実績を出力する場合は、件数ごとにあらかじめレイアウトされた帳票フォームで出力されるため、1件ずつの実績出力でも不都合を感じることはあまりありませんでしたが、CSV出力については入力結果をデータの項目別に出力するため、実績が登録されるたびに1件ずつCSVファイルが出力されるとファイル管理が行いづらいというご意見をいただくことがありました。
実績CSVの自動一括出力機能(新機能)
そこで今回XC-Gate.V3で新たに実装された実績CSVの自動一括出力機能では、毎時〇分あるいは毎日〇時〇分のように時刻を指定し、その時刻までに溜まった実績をまとめて一つのCSVファイルとして自動出力することができるようになりました。
毎時の出力であれば直近1時間の間に登録された実績が、日次での出力であれば直近24時間の間に登録された実績が出力されます。
設定画面イメージ
本機能の設定は、XC-Gate.V3の管理者画面(データ管理や各種設定を行う管理者ユーザー用の画面)で行うことができます。従来通り実績登録時にCSVファイルをすぐ出力したい場合は「即時」を、決まった時刻に実績をまとめて出力したい場合は「毎時」や「毎日」を選択すると出力タイミングの設定が反映されるようになります。
出力される実績CSVのイメージ
自動一括出力されたCSVファイルでは、複数行データがあることが分かります。このように、これまでは複数のファイルに出力されていた実績データを1ファイルにまとめることができるようになったため、従来の自動出力機能と比較して他のシステムへのインポートが容易になりました。もちろん出力する項目の絞り込み、出力項目名の変更もこれまで通り行えます。
1日の間にXC-Gate.V3で登録された実績をまとめて他のシステムへ取り込みたい、といったニーズをお持ちのお客様には非常に便利な機能ですので、気になった方はぜひXC-Gate.V3の無料トライアルもお試しください!
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