XC-Gate機能ご紹介「実績の検索設定」

使い慣れたExcel帳票をWEB帳票に変換し、現場のデータ収集に役立つXC-Gate(エクシーゲート)ですが、
単純に帳票を電子化するだけでなく、様々な便利機能をご用意しております。
今回は「実績の検索設定」を、設定方法から操作方法までご紹介いたします。

機能の説明の前に、「実績」という単語を知らない方・XC-Gateを触ったことがない方への解説です。

XC-GateでWEB画面に変換されたチェックシート(帳票）に入力して、登録をおこなうことでたまっていく実データのことをXC-Gateでは「実績」とよびます。XC-Gateの説明文でも画面上でも頻出する用語ですので、ぜひ覚えていただければ幸いです。

さて、本題の「実績の検索機能」のご説明に移ります。

実績の検索機能とは

「実績の検索機能」とは、お客様の運用に合わせて検索しやすいように、検索の対象となるチェックシート、検索項目、表示項目を自由に設定できる機能です。
例：
・点検表の中にある項目で、設備と担当者別に検索をかけたい
・点検表、日報、チェックシート等複数帳票の中から、共通項目である製品番号を検索して絞り込みたい

このように、運用に沿ってお客様の欲しいデータを即座に抽出することが可能となります。
要約すると、XC-Gateにたまった実績の検索条件を保存しておくことができる機能です。

設定しておくと、管理者だけでなく利用者側もこちらの検索機能を利用することができます。
管理者側では検索したデータをCSVファイルで出力することも可能ですので、必要な情報をすぐに抜き出すことができるようになります。

設定方法

①管理者画面にログインして、フォルダ一覧をクリックします。

②XC-Gateの管理者画面のフォルダ一覧の画面から、新しい検索設定のボタンをクリックします。

③対象となるチェックシート(1種類だけでも複数でも設定可能)を選択し、検索対象となる項目名を入力し、各帳票から対応する項目を1つずつ選択して設定します。

演算子は「等しい」だけでなく、「以下」「より大きい」「含む」などを選択できます。あいまい検索（例：製品番号の頭文字だけ入力して検索したい）という場合は、演算子を「含む」に設定します。
検索対象となる項目は複数指定することもでき、複数指定していた場合はすべての条件を満たした実績のみが検索結果として表示されます。

④検索を実行したときにに表示させたい、またはCSV出力させたい項目名を入力し、各帳票から対応する項目を１つずつ選択します。ここで入力した表示項目名が、CSVで出力した時のフィールド名(1行目に表示される項目名)として反映されます。

実績の検索の設定方法は以上です。
では、次に検索機能の利用方法をご説明します。

利用方法

管理者画面での検索実行時

設定した後、管理者画面で検索を実行すると下のように表示されます。
複数の帳票の中で検索条件に一致した実績が一覧で表示され、右側には設定した項目（今回の場合は日付）の値が表示されます。

検索実行した後にCSV出力を行うと、下のようなCSVデータが生成されます。

抽出した値の集計・分析や、別システムへのデータ取り込みなどに活用していただけます。

利用者画面での検索方法

①利用者画面にログインして、マイページからフォルダ一覧をタップします。

②フォルダ一覧にある虫眼鏡マークのアイコンが検索機能です。検索機能をタップして右下のファイルを開くボタンをタップします。

③検索画面が表示され、上部が検索窓、下部が検索結果表示欄となっています。
　単語を入力し、検索を実行します。

XC-Gateの便利機能として、実績の検索設定をご説明させていただきましたが、利用いただくにあたってお客様の運用に合うかどうかは、下記の利点・注意点を参考にしていただければと存じます。

実績の検索設定の利点

•利用者画面にも対応しているので、作業者も簡単に検索ができる！
•検索項目の都度入力が不要のため、検索時の手間が少ない
•検索結果の実績値一覧表示やCSV出力が可能

注意事項

•検索項目は予め設定が必要のため、決まった条件の検索のみを実行する（臨機応変な検索はできない）
•複数帳票を検索対象として指定した場合、帳票の分だけ項目設定が必要となる
•検索結果の完了状態確認や編集、削除はできない

たまったデータの活用方法の1つとして、欲しいデータをすぐに探し出すことができる便利な機能となっております。
実績の検索設定をまだ使ったことがない、業務の中で活用できそうといったお客様がおりましたら、ぜひご利用いただければと存じます。

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