XC-Gate.V3 オンプレミス版 の進化した4つのポイント

2023年10月31日にリリースされる現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate.V3(エクシーゲートブイスリー)」のオンプレミス版では、利用者画面の刷新や新機能の追加、保守サポートのルール改良が行われております。これまでご提供してきた、「XC-Gate.ENT(エクシーゲートエンタープライズ)」から進化した4つのポイントをご紹介します。

オプション機能が標準機能に

「XC-Gate.ENT」では有償オプションとしてご提供していた一部機能を、標準機能として実装いたしました。

対象の機能は以下の通りです。

SSL（暗号化）通信

通信が暗号化され、安全性の高い通信となります。「XC-Gate.V3」の特定機能（オフライン機能、カメラ機能等）を利用する際にはSSL通信が必須となっています。

PDF出力

利用者画面上で入力した実績を登録後、PDFファイルとして出力・表示させることができる機能です。
利用者画面からだけではなく、管理者画面からも任意の実績をPDFファイルとして出力することが可能です。また、承認ワークフローで承認が完了した後にPDFをサーバー内のフォルダに自動出力する設定もできます。

詳しくは機能紹介記事をご覧ください。

グラフ表示

Excelで設定したグラフを電子帳票上に表示できる機能です。数値データだけでは気づきにくい、変化やデータの関係性もグラフ化することで一目で判断できるようになります。

詳しくは機能紹介記事をご覧ください。

利用者画面のUI刷新・対応OS追加

利用者画面は大きくデザインを変更されました。これまでの青色ベースのデザインから、背景色を4つから選べるようになり、各種アイコンもフラットデザインに変更されました。

利用者画面の背景のテーマカラーを青色・緑色・オレンジ色・ピンク色から選択できます。

また、ログインしてすぐの画面は「マイページ」から「ホーム画面」に名称が変更されました。

帳票入力や検索機能などの各種アイコンを、自分が利用する際に使いやすいように並び替えたり、必要なアイコンだけを選択することができます。よく使うフォルダ・帳票もホーム画面に追加することができ、ログインしてから電子帳票の入力までをスムーズに行えるようになります。

各種端末の画面幅に柔軟に対応できるよう、「XC-Gate.V3」利用者画面のレスポンシブ対応を行いました。そのため、iPhoneやAndroid OSの端末での利用も可能となっております。

詳細は動作環境ページを参照ください。^※

^{※推奨環境にあてはまる全ての端末での動作を保証するものではありません}

オフラインマスタ機能

オフライン環境でマスタを参照できるようにしたい、と要望を多くいただいておりましたので、CSVで作成したマスタデータを端末にダウンロードして参照することができる、「CSVタグ」機能を「XC-Gate.V3」オンプレミス版に追加しました。

CSVタグの詳細については、別記事にてご紹介しておりますので是非ご覧ください。

セキュリティ機能の追加・保守ルールの改良

「XC-Gate.V3」のシステム管理者の機能で、利用者のパスワードの文字数、期限などを設定できるパスワードポリシー設定機能や、IPアドレス制限設定が追加されました。

内部のデータ処理についても以下の3点が改善されております。

サイズの大きい帳票だと容量圧迫・動作が重たいこともありましたが、「XC-Gate.V3」では容量が半分になるため、動作が軽くなり快適に入力できるようになります。データベースの処理も高速化するよう改善し、集計表や月報で使用されるデータタグの動作が約7倍速くなったりと、データ活用をよりしやすくなりました。バージョンアップ時に必要な電子帳票の再登録作業はほとんど不要になり、最新版のXC-Gateを現場でより早くご利用いただけるようになります。

また、「XC-Gate.ENT」ではインストールするサーバーの推奨動作環境を1パターンのみ記載しておりましたが、お客様の用途、利用される人数、データ量にあわせて、複数パターンの推奨動作環境を用意して保守サポート範囲を広げるなど、大規模ユーザー様への対応および利用満足度向上に貢献します。

保守ルールや推奨動作環境については、ぜひお問い合わせください。