投稿日

2026.03.09

更新日

2026.03.09

稼働状況の可視化とは?シグナルウォッチャー連携で実現する設備稼働管理DX

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ものづくり現場では、日々多くのデータが生成されています。しかし、「設備がいつ停止したのか」「なぜ停止したのか」といった稼働情報を具体的な数値や証拠として残せている現場はまだまだ少ないのが現状です。実際の現場では、

  • 異常発生の記録が作業者依存になっている
  • 異常状況の詳細内容が曖昧
  • 設備トラブルのデータ活用が進まない
  • 現場と管理部門の情報共有にタイムラグがある

といった課題が多く見られます。こうした状態では、改善活動はどうしても経験頼りになります。

このような課題に対し、因幡電機産業株式会社が取り扱う「シグナルウォッチャー」と、現場帳票電子化システム「XC-Gate(エクシーゲート)」を連携させることで、設備稼働データの取得から帳票活用までを一元化できます。

シグナルウォッチャーについてはこちら:https://www.inaba.co.jp/ourbusiness/industrial/original/signalwatcher

稼働状況の可視化とは

稼働状況の可視化とは、設備の「稼働・停止・異常・段取り」といった状態を時間軸でデータ化し、誰でも一目で把握できる状態にすることです。さらに「なぜ停止したのか」「どのような対応を行ったのか」といった現場の記録を作業者が入力することで、設備の稼働データと停止要因をひも付けて管理でき、設備稼働管理や改善分析に活用できるデータ基盤を構築することができます。

多くの製造現場では、設備に信号灯(パトライト)が常設されており、

  • 緑=稼働
  • 黄=段取り・注意
  • 赤=停止・異常

といった色の意味により設備状態を表現しています。

「シグナルウォッチャー」は、この信号灯情報を取得し、設備稼働データとして蓄積できるソリューションです。しかし、稼働状況を正しく可視化するためには、この信号情報だけでなく、「なぜ止まったのか」「どのような対応を行ったのか」といった現場の状況もあわせて記録することが重要です。

これらの情報を一体で管理することで、責任者だけでなく現場担当者も設備の稼働状況をタイムリーかつ正確に把握できるようになります。さらに、蓄積したデータを集計・分析することで、設備停止のボトルネックとなる要因を効率的かつ正確に特定することが可能になります。

また、異常発生時の状況をすぐに共有できるため迅速な対応が可能となり、設備の停止時間を削減することで生産性向上にもつながります。

稼働状況の可視化によるメリット

停止要因の即時入力

稼働データを「XC-Gate」の帳票に取り込むことで、停止発生時刻と理由がリアルタイムで連動します。現場担当者は停止理由や対応内容の「補足情報」だけを入力すればよいので、作業負担を減らしながら正確なデータを残すことが可能になります。

時間帯・設備ごとに傾向を分析

XC-Gate上で信号データと現場入力(停止理由・作業コメント・写真など)を統合すると、「いつ・どこで・なぜ止まったか」を時系列で分析できる帳票が完成します。これにより、工程改善の優先順位をつけたり、改善施策の効果測定が行えるデータが揃います。

稼働ログと帳票を連携して現場全体を見える化

「XC-Gate」は設備稼働データだけでなく、手入力で集める製造実績や検査結果、写真、コメントなどの現場情報も1つの帳票にまとめられます。この統合により、

  • 設備の稼働データ
  • 作業者の実績・判断
  • 停止理由のコメント
  • 品質データ

といった異なる情報軸が一元化された現場データベースを構築できます。こうした仕組みは、単なる「可視化」に留まらず、的確な改善サイクル(PDCA)の加速につながります。

「XC-Connect」での設定

シグナルウォッチャーのデータを「XC-Gate」の帳票上に反映させるには、連携用ソフト「XC-Connect」での設定が必要です。「XC-Connect」で信号灯情報を取り込み、「XC-Connect」から「XC-Gate」の電子帳票上へ値を参照する流れとなっています。

「XC-Connect」はテクノツリーデベロッパーサイトにて無料でダウンロード可能です。データ取得が可能かどうか、お試ししたい方はぜひダウンロードしてご利用ください。

デベロッパーサイトでXC-Connectをダウンロードするには、アカウント登録が必要です。
登録はこちら:https://www.developer.technotree.com/register/

※「XC-Connect」から「XC-Gate」へデータを連携させるには、オンプレ版の場合は有償オプションの導入、クラウド版の場合はスタンダードプランまたはプロプランで利用いただく必要がございます。

また、連携用ソフト「XC-Connect」については別記事にて紹介しておりますので、参考にご覧ください。

XC-Connect関連記事はこちら

XC-Connectで連携できるソリューションや、機能の紹介をXC-Timesにて公開しております。

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稼働状況の記録ツールに最適な「XC-Gate」

稼働状況の可視化を実現するためには、設備の状態データだけでなく、現場で発生した事象や対応内容をあわせて記録・管理できる仕組みが重要です。

本ソリューションでは、シグナルウォッチャーで取得した設備の信号灯情報をXC-Gateの電子帳票へ連携することで、設備の稼働状態を自動的に記録します。さらに作業者が「なぜ停止したのか」「どのような対応を行ったのか」といった現場の状況を入力することで、設備状態と原因・対策をひも付けたデータとして蓄積することが可能です。

XC-Gateに蓄積されたデータは、帳票としての管理だけでなく、集計や分析にも活用できます。設備停止の傾向やボトルネックとなる要因を把握し、改善活動へとつなげることができます。

また、XC-Gateはノーコードで帳票の作成やレイアウト変更が可能なため、現場ごとの運用に合わせた柔軟な帳票設計が行える点も特長です。既存の運用を大きく変えることなく、紙帳票からのスムーズなデジタル化を実現できます。

設備データと現場情報を一体で管理することで、稼働状況の可視化だけでなく、現場改善や生産性向上に役立つデータ活用の基盤を構築することができます。

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この記事を書いた人

おおやま

おおやま

記事作成担当者

2016年入社。当メディアサイト「XC-Times」の創設から携わっている初期メンバー。XC-Gateのことならお任せください。

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