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『XC-Gate導入事例』トーホーテック株式会社様【ラベルプリンタ連携】

更新日:2021/08/18

XC記事

ジャンル:事例
製品:XC-Gate.ENT
企業名:トーホーテック株式会社

現場で使用している約8割の記録用帳票の電子化を実現

~XC-Gateとラベルプリンタが連携し、ロット管理業務も効率化~

会社紹介



 

トーホーテック株式会社は1987年に東邦チタニウム株式会社のチタン加工部門が分社化したチタン加工専門メーカーである。
同社は長年培ってきたノウハウを活かし、チタンという軽くて強くて錆びないという特徴を持つ限りない可能性を秘めた金属を、鍛造品・機械加工品、溶接加工品に加えて、チタン系粉など、製品設計から品質保証まで
シームレスな生産体制で高品質のチタン加工製品を提供している。

トーホーテック株式会社ホームページはこちらから


事例インタビュー


 
同社では、親会社である東邦チタニウム株式会社にてXC-Gateが採用されたことを受け、約2年前からXC-Gateの利用を開始している。XC-Gateを導入し、どのように用途で使用しているのか、ラベルプリンターと連携してどのように活用しているのかについて、製造グループ チタン系粉製造チーム チームリーダーの三根氏と大槻氏に話を伺った。

トーホーテック株式会社はXC-Gateだけではなく、株式会社サトーが提供するラベルプリンタやソリューションと連携させて業務効率化を図っている。

インタビュー動画はこちら(Youtube)

株式会社サトーは、ラベルプリンタ、サプライ、ソフト「Multi LABELIST V5」など
自動認識ソリューション商品・製造・販売・保守を行っている。顧客の現場起点の自動認識ソリューションをグローバルに提供しており、可変情報ラベルメーカーとして世界1位のシェアを誇る。
今回のXC-Gate×ラベルプリンタの導入事例は株式会社サトーからの紹介により、実現した。

株式会社サトー ホームページはこちらから

紙体への記録、原料などの識別管理で手書きによる多数の課題



各工程での運転記録を紙体で運用していたが、作業者の記録漏れ誤記記入した数字が読みづらいなどといった課題が生じていた。また、バッジ記録を工程ごと、月ごとに一覧表へ集計する必要があり、紙を見ながらPCに打ち込む作業にかなり時間を要していた。その他にも、「記録帳票には保管年数が決まっており、ファイリングして長期間保管しておく必要があったが、過去に焼失してしまい、トレーサビリティが取れなくなったこともありました」と三根氏は話す。焼失対策として、記録した帳票をその都度スキャンし、サーバに保存していたが、同社の工場内では粉末を取り扱っている為、記録用紙に付着した粉末によってコピー機が故障したこともあったという。

  
手書きで行っていた業務は、運転記録などの帳票類だけではない。購入した原料や工程毎の仕掛品を識別管理する為に、作業者がガムテープと油性ペンを使って原料や仕掛品に対し手書きで識別情報の記入を行っていた。手書きであることから、誤記や記入忘れといったヒューマンエラーだけでなく、各作業者が書く字体も異なるため文字が確認しづらいことがあり、記入者に対して都度確認を行いながらの記録に時間が掛かるなど、複数の課題が生じていた。
このように、一覧表への集計・転記、帳票類のスキャン作業、識別の記入といった手書き作業だけでも、年間100万円程のコストが掛かっていた。

XC-Gateを選択した理由



XC-Gateの利用開始自体は2年ほど前になる。帳票業務への課題がある中で、親会社である東邦チタニウム株式会社がXC-Gateの導入を決めたということと、当時の同社社長がIoT化を強く推進していたということもあり、親会社での利用と同じように活用できないだろうか、という発想がきっかけで、同社でのXC-Gateの利用がスタートした。

帳票・識別管理手書き業務の電子化を連携させてスタート
今まで紙体で記録していた帳票類を電子ファイル化するツールとしてXC-Gateを利用しており、社内のホイストやフォークリフトの点検記録、帰宅時のチェックシートなど現場で利用している多種多様なチェックシート類もXC-Gateで管理を行っている。
ラベルプリンタは識別管理ツールとして利用しており品種やロット番号、重量などの情報をデータ化してQRコードと文字をラベルに印字している。そのデータ化されたラベルを直接製品に貼りつける事で、製品と情報の紐づけを行い確認できるように運用している。尚、QRコードは現場環境に合わせた耐久性のあるラベルを活用。XC-Gateで記録した情報を、現場に置いてあるラベルプリンタ「Petit lapin(プチラパン)PW208NX」からQRコードに変換された状態で印字している。

  


【システム概要図】



導入後の効果



導入後の効果として、「XC-Gateのメリットは、今まで一覧表や記録帳票を手書きで記録していましたが、電子ファイル化したことでPCへの転記作業がなくなったことです」と大槻氏は強調する。
その他にも、「記録を確認したいときに一度現場から離れた控え室に戻り、帳票を探す手間があり、確認に時間が掛かっていたのが、XC-Gateで電子化したことで、すぐにパソコンで検索し閲覧できるようになりました。現場では各自タブレットを持っているので、現場にいながら帳票を確認できるので、移動による時間のロスも改善されました。」
と、転記業務の撤廃と記録の検索のスムーズさをメリットとして挙げた。
他の効果として、タブレットを日常的に利用するようになり、元々ベテラン社員が持っていたパソコンやタブレットなどの電子機器に対する苦手意識も軽減され、社内のIT化推進にもつながった。
株式会社サトーのラベルプリンタ「Petit lapin(プチラパン)PW208」を活用し、XC-Gateで正しく記録したデータから自動でラベルを発行しているため、誤記や記入忘れ、文字が確認しづらい、確認しながらの記録に時間が掛かるといったヒューマンエラーがなくなり、ロスの低減に貢献しているという。



「XC-Gate」でよく使う機能
このように、同社は帳票類の電子化して記録業務の効率化を行っているが、作業手順書のペーパーレス化・電子化にXC-Gateを活用しているという。
「XC-Gateの電子ファイル保管機能を利用しています。今までは、作業手順書や各記録帳票類を紙で印刷し、各現場に置いて使用していました。
しかし紙で利用していると、年に1回の内容更新が反映されていなかったり、古いものがそのままだったりしていましたが、XC-Gateで電子ファイル化することにより、タブレットからいつでも最新版の作業手順書を閲覧できるので業務改善に繋がりました。」と、その効果を示した。

今後の展開



XC-Gateとラベルプリンタを活用し、生産現場の効率化の面において進化し続ける同社に今後の展開を伺った。
「XC-Gateを利用することで、現場で使用している記録用帳票の約8割は電子ファイル化が完了しています。しかし、生産設備機器の点検記録など一部の帳票はまだ紙体で利用しているので、残り2割の帳票に関しても電子化していきたいと考えています。」(大槻氏)
XC-Gate導入前は1日50枚以上紙に記録し、その後約5年間保管する必要があったそうだが、それらの現場で記録する帳票を電子化し、完全ペーパーレス化を目指している。
生産管理を担う基幹システムを新しく導入し、そちらが持つ生産管理情報とXC-Gateを連動させて、生産管理の簡略化も狙っているそうだ。「現在はXC-Gateを記録帳票の電子ファイル化ツールとして利用していますが、XC-Gateの様々な機能を利用し、更にXC-Gateを駆使していきたいと思います。(大槻氏)」と、さらなる活用拡大に挑んでいく。

  

今回の取材の模様をまとめたインタビュー動画も公開しております!ぜひご覧ください!

トーホーテック株式会社 竹中様、三根様、大槻様
ご多忙の中、貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。


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事例
製品: XC-Gate.ENT