デジタルノギスやトルクレンチ、電子秤といった、計測機器とXC-Gate(エクシーゲート)の連携について、お客様より多くお問い合わせをいただいております。
Q.計測機器連携とは?
A.XC-Gateの電子帳票の入力欄に、計測した値をそのまま入力することができる
便利な入力方法です。
「今自分たちが使っているこの機種は連携できるのか?」
「特殊な設定は必要なのか?」
といった、計測機器連携に関する疑問にお答えします!
計測機器連携ですが、XC-Gate側にオプションなどは一切必要ございません。
無料トライアルが可能なXCシリーズでも、計測機器連携の検証が可能です。
連携するにあたり、必要なものは
「Bluetooth接続で、ブラウザの入力欄にキーボード入力ができるツール」です。
弊社で検証済のものは、株式会社ディジ・テック様の
計測器Bluetoothアダプタ Pi!® DKA-102です。
DKA-102 を用いることで『XC-Gate』 の帳票上の入力フィールドに計測器の測定値を直接入力可能になります。
DKA-102紹介ページ
(ディジ・テック様のページに移動します)
目次
利用イメージ
紙帳票のままの場合
システム導入をしていない場合、紙帳票への記録がスタンダードな運用となっています。重量の値を見ながら、紙帳票へ転記を行います。必要に応じてデータ化するためその後PCに打ち直しを行ったり、スキャンしてPDF化したりする作業が発生します。
紙帳票へ記録するときには、どうしても見間違い・記録間違いといったヒューマンエラーが発生してしまいます。測定するたびに手を止めることになるため、記録作業に時間がかかってしまうことも課題として挙げられます。また、データ化のためにPCへ打ち直すときにも誤入力が発生する可能性がございます。

XC-Gateを活用している場合
計測機器ではかった値を見ながら、タブレットに入力を行いますので、データ化作業が不要になり、PCへの入力作業時間を撤廃することが可能となります。ですが、計測値の入力方法は紙帳票の運用と同様に、重量を目視で確認し、タブレットに重量の数値を入力する必要があります。この場合、人の作業になりますためタブレットへ入力するときに誤入力が発生してしまうこともあります。また、測定するたびに手を止めることになるため、入力作業に時間がかかる、といった問題も解消できていない状態です。


「XC-Gate」とDKA-102を活用する場合
入力を行うタブレットと、計測機器とを連携させることで、測定値の入力の度にタブレットへ手入力を行う必要がなくなり、転記ミス、誤入力を防止することにつながります。
Bluetooth通信に対応している機器であれば、「XC-Gate」と「DKA-102」はタブレット、 PC 、スマートフォンいずれの端末でも対応可能です。

接続設定や実際の入力イメージは、Youtubeの動画を参照ください!
※社内セキュリティなどでYoutubeの動画を閲覧できない場合は、別途動画データをお送りすることも可能ですので お問い合わせよりお申し付けください。
動画では、項目へのカーソルが自動で移動するように設定されておりますが、
こちらはDKA-102の設定で、測定データの最後に TAB コードを付加しております。
TABコードを付加することで、隣にある項目にカーソルを移動させることが可能です。
※任意の項目へのカーソル移動はできませんのでご留意ください。
DKA-102の導入実績:
・自動車部品の製造工場・・・マイクロメーターやトルクレンチを使用し、自動車部品の寸法を測定し自動入力するツールとしてDKA 102 を使用。
・食品調味料の製造工場・・・配合する原料を電子天秤にて測定し、測定値を自動入力するツールとしてDKA 102 を使用
・船舶用機械部品の製造工場・・・トルクレンチの測定した値を自動入力するツールとしてDKA102 を使用
DKA-102の対応機種は下記よりご確認ください。
DKA-101/102 接続確認済み計測器一覧
(ディジ・テック様のページに移動します)
ご紹介は以上です。ご興味あるかたは、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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