2025年9月12日に現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate.V3(エクシーゲートブイスリー)」Ver1.10.0(オンプレミス版)をリリースし、2025年11月19日・11月26日にはクラウド版のバージョンアップを実施いたします。
本記事では、XC-Gte.V3 Ver1.10.0の主な新機能・変更点をご紹介いたします。
目次
承認ワークフロー重要度設定(一括承認)機能の追加
お客様にご要望を頂いておりました機能として、承認ワークフロー(実績の回付)に重要度を設定できる機能を追加しました。重要度と承認時の操作を設定することで、一括承認が可能なワークフローを作成できます。一括承認機能が追加されたことにより、承認者の確認作業の負担軽減につながります。

重要度は、承認ルールを設定する回付フローで設定します。高・中・低の重要度に合わせて、一括承認だけではなく、実績をプレビュー画面で確認しないと承認ができないようにするといった、承認作業の制御機能も追加いたしました。重要度別に「プレビュー確認が必要か不要か」「一括承認が可能か不可能か」を設定することが可能ですので、社内の承認・運用ルールに合わせてご設定ください。(重要度ごとの承認時の操作設定はシステム管理画面※から行えます)

回付バインダへの機能追加

回付バインダに一括承認可の検索条件が追加され、一括承認可能な承認依頼を絞り込むことでチェックボックスで選択してまとめて承認ができるようになります。
アカウントロック機能の追加
「システム管理※」→「各種設定」に「アカウントロック」を追加しました。設定画面で指定した条件でログインに失敗すると、正しいパスワードを入力してもアカウントが利用できないよう制限する機能です。これにより、不正アクセスを防止し、アカウントの安全性を高められます。

ゴミ箱機能の追加
「システム管理※」に「ゴミ箱管理」を追加しました。削除したデータが一時的に保管されるため、誤って削除した時も復元ができるようになります。

フォルダ一覧から削除した後、ゴミ箱へ入るデータは以下の通りです。
- フォルダ
- 帳票(チェックシート)
- ファイル
- 検索設定
実績単体での削除や、マスタデータなど上記にないデータはゴミ箱に残りませんのでご留意ください。※実績単体で削除した場合はゴミ箱に残りませんが、帳票削除時に紐づいていた実績は帳票とまとめてゴミ箱に残るため復元可能です。
フォルダ一覧のエクスポート/インポート機能の追加
「システム管理※」に「エクスポート/インポート」を追加しました。XC-Gateのデータでエクスポート/インポート可能な情報は以下の通りです。※XC-Gate.V3 オンプレミス版のみの機能追加です

データ出力オプション:連携対象に画像系タグ追加
データ出力オプションの読み取り用DB連携機能で転送ができる対象タグに、画像系の画像タグ、動画タグ、写真タグ、サインタグを新たに追加しました。
※XC-Gate.V3 オンプレミス版のみの機能追加です

ミドルウェアバージョン一部変更
サーバーのミドルウェアが下記の通り変更となります。XC-Gateサーバーの詳細スペックはWEBサイトよりご確認ください。

CSV/Excel/PDF自動出力+実績の転記の改善
実績の転記機能で転記元帳票の実績登録時に、転記先帳票の実績データをCSV/Excel/PDF形式で自動出力できるように機能改善を行いました。

実績の転記機能とは?
実績を登録したタイミングで他の帳票へ、入力した値を自動で転記できる機能です。一部のデータだけを別帳票に転記したり、データ加工がしやすいように分割して転記(データを縦型に成形)したりすることができます。
※システム管理画面は、ADMINSTORATRSグループに属するシステム管理者のみ利用可能です。
まとめ
XC-Gateは、今後もお客様にご満足いただけるよう機能追加・改善を行ってまいります。ご不明点・ご意見等ありましたら下記リンクよりお気軽にお問合せください!
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