製造現場では、設備トラブルや原料切れなどによって、一時的に設備やラインを停止する「休転」が発生することがあります。
休転が発生した際には、停止した時刻や復旧した時刻、休転した時間などを記録し、1日の休転回数や累計時間を管理することが重要です。
しかし、紙の帳票で管理している場合、時刻の記入だけでなく、休転時間の計算や累計時間の集計などにも手間がかかります。
そこで今回は、XC-Gateを活用して、休転時間・休転回数・累計休転時間を記録・集計する方法をご紹介します。
目次
帳票電子化ソリューション「XC-Gate」とは

「XC-Gate」は紙で記録している日報や点検表、チェックシートなどの様々な帳票を電子化することができる帳票電子化ソリューションです。製造業を中心に、様々な業界から選ばれています。今まで紙で使用していた帳票を、そのままのレイアウトで電子化して、現場のペーパーレス化を実現します。Excel帳票を入力しやすいWEB画面に変換し、作業しているその場で直接入力・登録が可能です。登録したデータはすぐにデータベースに保存され、すぐにデータを検索することができます。さらに、集めたデータを月報や管理表などのデータ集計等に活用することも可能です。
休転時間とは
休転時間とは、製造設備や生産ラインが何らかの理由によって停止している時間のことです。
製造現場では、設備トラブルや原料切れ、品質確認、段取り替えなど、さまざまな理由で設備が停止することがあります。
こうした休転が発生すると、生産量の低下や生産計画への影響につながるため、「いつ休転したのか」「どのくらいの時間停止していたのか」を把握することが重要です。
そのため、休転が発生した際には、停止時刻や復旧時刻、休転時間、休転回数などを記録し、日々の状況を管理する必要があります。
しかし、紙の帳票で休転時間を管理している場合、記録だけでなく、休転時間の計算や累計時間の集計にも手間がかかります。
そこで、次に製造現場における休転時間管理の課題について見ていきます。
製造現場の休転時間、どう管理していますか?
休転が発生した際、まず「いつ停止したのか」を記録し、設備が復旧したら「いつ復旧したのか」を記録します。
その後、
- 今回の休転時間
- その日の休転回数
- 累計休転時間
などを計算して管理する必要があります。
例えば、1日に何度も休転が発生した場合、その都度停止時間を計算し、最後に合計する必要があります。
紙帳票の場合は、こうした記録や計算を作業者が行うため、記入や集計に時間がかかるほか、計算ミスや記入漏れにつながる可能性もあります。
XC-Gateでの入力に置き換える事で、集計にかかる手間や計算ミス、記入漏れを防ぐ事ができます。

XC-Gateで休転時間を記録
XC-Gateにて休転管理用の帳票を作成し、例えば以下のような項目を配置します。
- 停止時刻
- 復旧時刻
- 今回の休転時間
- 累計休転時間
- 休転回数
タブレットなどから入力できるため、休転が発生した際に現場ですぐに記録できます。
休転が発生したらタップするだけ
休転が発生したら、帳票上の「停止」ボタンをタップします。
停止した時刻を記録したら、設備が復旧した際に「復旧」ボタンをタップします。
例えば、
停止:10:15
復旧:10:42
と記録された場合、停止時刻と復旧時刻から、
今回の休転時間:27分
と自動で計算できます。

さらに、「ボタン」を押下すれば「累計休転時間」に休転時間が毎回加算されていきます。

休転回数も更新することで、作業者が都度計算する必要がありません。
何度休転しても累計管理
1日に複数回の休転が発生した場合も、休転回数と累計休転時間を積み上げて管理できます。
例えば、
- 1回目:27分
- 2回目:20分
- 3回目:38分
と休転した場合、
休転回数:3回
累計休転時間:1時間25分
となります。

ここでポイントとなるのが、「今回の休転時間」は新しい休転が発生するたびにリセットし、「休転回数」と「累計休転時間」は積み上げるという仕組みです。
これにより、現在発生している休転の状況と、その日の累計状況を分けて確認できます。
休転データを蓄積して改善へ
休転時間を記録するだけでなく、休転回数や発生したタイミングなどのデータを蓄積しておけば、後から休転の発生状況を確認することもできます。
例えば、
「1日に何回休転しているのか」
「どの時間帯に休転が発生しているのか」
「休転時間が長くなっていないか」
などを確認することで、設備や工程の改善につなげることができます。
「休転時間を記録する」だけでなく、「休転を減らすためのデータとして活用する」。
これも、休転管理を電子化するメリットの一つです。
FAQ
Q1. 製造業における休転時間とは何ですか?
A.休転時間とは、製造設備や生産ラインが設備トラブル、原料切れ、品質確認などの理由によって停止している時間のことです。
休転時間が長くなると、生産効率の低下や生産計画の遅延につながる可能性があります。そのため、停止時刻・復旧時刻・休転回数・累計休転時間を記録し、設備やラインの稼働状況を把握することが重要です。
Q2. 休転時間はどのように計算しますか?
A.休転時間は、基本的に「復旧時刻-停止時刻」で計算できます。
例えば、設備が10時15分に停止し、10時42分に復旧した場合、休転時間は27分です。
1日に複数回の休転が発生した場合は、それぞれの休転時間を合計することで累計休転時間を算出できます。
XC-Gateでは、停止時刻と復旧時刻を記録し、休転時間や累計休転時間を自動計算する電子帳票を作成できます。
Q3. 紙帳票による休転時間の管理には、どのような課題がありますか?
A.紙帳票による休転管理では、停止・復旧時刻の記入漏れや、休転時間の計算ミス、累計時間の集計作業などが課題となります。
特に、1日に何度も休転が発生する製造現場では、記録や集計の負担が大きくなりがちです。
休転記録を電子化することで、手計算や転記作業を削減し、記録の正確性向上や管理業務の効率化につなげることができます。
Q4. 休転時間を電子化すると、どのようなメリットがありますか?
A.休転時間の電子化には、記録作業の効率化、計算ミスの防止、休転状況の見える化といったメリットがあります。
XC-Gateでは、タブレットなどから停止・復旧時刻を記録し、休転時間や休転回数、累計休転時間を管理できます。
さらに、蓄積したデータを活用することで、休転が多い時間帯や停止時間の傾向を把握し、設備の稼働率向上や生産性改善に役立てることも可能です。
Q5. XC-Gateでは、休転時間や休転回数を自動で集計できますか?
A.可能です。XC-Gateでは、Excelをベースにした電子帳票を作成し、休転時間や休転回数、累計休転時間を自動計算・集計する仕組みを構築できます。
例えば、帳票上のボタンをタップして停止時刻・復旧時刻を記録し、今回の休転時間を計算する運用が可能です。
また、1日に複数回の休転が発生した場合でも、休転回数や累計休転時間を加算して管理できます。
記録したデータはデータベースに蓄積できるため、日々の休転状況の確認や、設備・工程の改善活動にも活用できます。
まとめ
今回は、XC-Gateを活用した休転時間の記録・集計方法をご紹介しました。
XC-Gateなら、休転が発生した際にタブレットから記録し以下のような運用が可能です。
・休転時間を自動計算
・休転回数を自動カウント
・累計休転時間を自動集計
・休転の発生状況をデータとして蓄積
紙帳票への記入や手計算、後からの集計作業を減らし、休転状況の見える化や改善活動につなげることができます。
「休転時間を記録しているけれど、集計に手間がかかっている」、「休転回数や累計時間を簡単に管理したい」といった場合は、XC-Gateを活用した休転管理を検討してみてはいかがでしょうか。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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