投稿日

2022.12.19

製造指示書電子化で指示情報自動反映+実績をスーパーカクテルCoreへ連携!

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製造業界で欠かせない、製造計画の現場への配布と、計画に対する実績の保存を紙で運用されている方も多いのではないでしょうか。

紙の製造指示書の運用

生産管理システムで組んだ計画内容が記載された製造指示書を紙で印刷し、それぞれのライン等に配布。
指示書の中に、製造実績を手書きで記入して作業完了後にはその製造指示書を回収。
管理者や事務員の方が、製造実績をパソコンから生産管理システムシステムに入力する
といった、

①毎日発行しなければならないため大量の紙を使用
②現場への配布・回収するための作業員の移動
③指示内容に変更が生じた際に現場に情報が伝わるまで時間がかかる
④回収した紙に書かれた製造実績をパソコンに入力

無駄な作業、コスト、時間のロスが発生しています。
現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate(エクシーゲート)」を活用すると、

①タブレットを利用するため印刷は一切不要
②タブレットから製造指示書を閲覧・記入、通信で配布・回収作業も一切不要
③指示内容は電子帳票で参照するためリアルタイムかつ正確に情報伝達
④XC-Gateで入力した製造実績をCSVで出力し、基幹システムに取り込むだけなので
 パソコンへの入力二度手間も削減

製造指示書に関連する複数の課題をまとめて解決することができます。

この記事を参考にしていただくと、製造指示書を電子化するメリットがわかり、指示書の運用効率化・指示内容のスムーズな共有が可能となります。

製造指示書電子化例

それでは、製造指示書電子化の活用例をご紹介いたします。
本記事では、株式会社内田洋行のERPパッケージ/基幹業務システムスーパーカクテルシリーズとの連携を例にご紹介いたします。

製造指示データ・製造実績データの連携を実現するため、XC-Gateで利用する機能はスーパーカクテル側にある生産指示データの参照は、XC-Gateのオプションである「SQLタグ」、生産実績をスーパーカクテルに渡す機能は、XC-Gateの標準機能である「実績のCSV自動出力機能」を利用します。
※オプションの「SQLタグ」について詳しく知りたい方は下記のXC-Times記事をご覧ください。
SQLオプションについて

製造指示情報の参照

指示情報はスーパーカクテルで作成し、データベースに保存されています。このデータをXC-Gateの帳票から参照します。
XC-Gate用に、Excelを使って製造指示書のフォーマットを作成します。製造指示書だけではなく、作業員の方が自分が入力する必要のある製造指示書をすぐに探し出せるように、今回の例では製造指示書検索画面もExcelで作成しています。

製造指示書検索画面では、製造指示のキーとなるデータ(画像の場合は製造No)を入力すると、これから作業を行う製造指示書が絞り込まれて、右側のボタン1つで遷移することができます。
遷移すると、生産指示データが反映された製造指示書が開きます。計画に対する実績(実績数やロットNo)を入力していきます。

製造実績の取り込み

製造実績を入力した後は、XC-Gateのデータとして保存します。事前に設定しておくと、XC-Gateのサーバー内フォルダにCSVデータを自動で出力することができるため、こちらのデータをスーパーカクテル側に取り込みます。
XC-Gateで入力したデータはCSVデータで自動出力することができますが、XC-Gateで出力されたCSVそのままでは取り込めないため、CSV取り込めるように変換します。(今回の例ではCSV変換バッチを使用しています)
変換されたCSVデータをスーパーカクテルに製造実績として取り込みます。

これで、製造指示に対する製造実績を取り込むことができました。

製造指示書の電子化は、業務効率化に大きく貢献します。
製造指示書の電子化について、気になる方は是非一度お問い合わせください。
※SQLタグオプションはXC-Gateのオンプレミス版限定の機能です。

お問い合わせ先

スーパーカクテルについては株式会社内田洋行様へお問い合わせください。

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この記事を書いた人

おおやま

おおやま

記事作成担当者

2016年入社。当メディアサイト「XC-Times」の創設から携わっている初期メンバー。わかりやすい記事の執筆を心掛けています。

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